保育士資格・幼稚園教諭免許のメリット・デメリット。資格があると就ける仕事一覧

こんにちは、公立こども園で13年勤めた元保育士の夏芽です!

これから保育士や幼稚園教諭を目指そうとしている方。

「資格をとって本当に意味があるのかな?」

「将来どんな仕事ができるの?」

と、不安になることありますよね。

筆者も資格を取るための学校へ通っている時、漠然と不安になったことがあります。

また「保育士になろうと思って保育系の大学に行っているけど、実習にいったら無理かもって思った」という方もいるのではないでしょうか。

保育学生

はいはい!まさに実習に行って「大変すぎて無理!」って思ったよ!

夏芽

実習って大変だよね…
でも大丈夫!資格を活かせる仕事は保育園や幼稚園以外にも沢山あるよ!

保育学生

え、そうなの!?

今回は保育士資格や幼稚園教諭のメリット・デメリットや、資格を活かせる仕事を解説していきます。

もくじ

資格を取るメリット

保育士、幼稚園教諭は大変なことばかり取り上げられがちですが、実はリットも沢山あります

子どもの成長をそばで感じられ、やりがいがある

「昨日できなかったことが今日はできた!」そんな日々の小さな感動が積み重なっていくのが保育の魅力。

保育を工夫する中で、子どもの成長を感じられたときが一番「やってて良かったな」と思う瞬間です

また、子どもたちの「せんせいだいすき!」という言葉が何よりのご褒美になります。

子育ての知識を身につけられる

子どものことを学んでいるので、子育てに関する知識も身につきます。

また、保育の現場で子どもと関わることで、学校で学ぶこと以上に経験が得られ、子育てにも役立ちます。

もちろん、保育と子育ては違うので、全てが役に立つわけではありませんが、子どもと関わったことがあるだけで、気持ちが変わってきますよね。

社会貢献度が高い

保育士や幼稚園教諭は、保護者の支えとなり、地域の子育てを支援するという、社会的にとても大切な仕事。

仕事をする中で、誰かの役に立てている実感が得られます。

全国どこでも働けて、就職、転職にも強い

一度資格を取れば、結婚・出産・引っ越しなどのライフイベントを経ても復職しやすいのも大きな魅力!

実際、子育てが一段落して保育現場に戻って来る方はとても多いです。

自分のライフスタイルに合わせて、時短やパートなど、様々な形で仕事を続けることができます。

働き方の選択肢が広がる

保育園幼稚園に限らず、病児保育、子育て支援、託児、児童館、ベビーシッター、教材製作、ライターなど、資格があることで選択肢が広がります。

いろいろな仕事があるので、今やっている仕事が合わないと思ったら、違うことに挑戦しやすいのが魅力です。

保育学生

子どもが大好きだから、身近で成長見られるのは感動しそう!

夏芽

子どもの成長は本当に感動するし、やりがいの一つだよ

デメリット

資格を取るだけなら、正直特にデメリットはありません。

資格は役に立つことはあっても、邪魔になることはないからです。

今回は、資格をとって実際に働いたときのデメリットをご紹介します。

勤務時間が長い

保育園に勤務する場合、早番や遅番のシフトや土曜日保育があり、勤務時間が長いのがデメリットです。

もちろん、勤務に合わせて朝の出勤時間が遅くなったり、終わる時間が早くなったりするので勤務時間自体は変わりません。

行事が近いと残業することもあったり、書類や制作物を持ち帰って仕事をしたりすることもあり、仕事時間が長くなりがちです。

それでも、最近は書類や行事の見直しもされていて、残業や持ち帰り仕事は少なくなってきています。

書類や持ち帰りのない、資格を活かせる仕事もあるため、自分にあった仕事を見つけるのがおすすめです。

行事の時など、休みが取りづらい時期がある

保育園や幼稚園で働くと、休みが取りづらい日。

それは、運動会や生活発表会、卒園式などの大きな行事の前です。

練習や準備があるため、どうしても休みにくくなります。

逆に、夏季保育や行事後などは休みやすいので、どんどん休みをとるのがおすすめです。

普通の仕事でも休みにくい時期はあると思うので、計画的に取っていくといいですね。

給料がやや低め

「仕事内容に対して給料が見合わないと感じる」

「子どもの命を預かる仕事なのに…」

そう感じる保育士も少なくありません。

給与面は、施設や地域によってもかなり差があるので、慎重に職場選びをする必要があります。

公立の保育園などは、最初は少なくても続けていけば給与は上がります。

逆に私立の保育園などは、最初は高くても、そのまま金額が変わらないことも多いです。

働き方に合わせて、合う環境を選びましょう。

体力・精神力が求められる

毎日パワフルな子どもたちと向き合いながら、保護者対応や行事の準備、書類作成など、毎日やることが多いため、体力勝負です。

最初はクタクタになるかもしれませんが、やっていくうちに体力もついてやり方にも慣れてくるので、そこまで心配しなくて大丈夫です。

保育学生

魅力的な部分もあるけど、デメリットも気になるね

夏芽

もちろん必ずこのデメリットがあるわけではないよ!
いろいろな仕事があるから、自分に合う職場を見つけよう!

保育士・幼稚園教諭の資格でできる仕事

保育士資格・幼稚園教諭免許をもっていると、保育園や幼稚園で働くと思いがちですよね。

でも実は、資格を活かして働けるところは意外と沢山あります。

教育・保育系

  • 認定こども園
  • 認可外保育園施設
  • 小規模保育園
  • 幼稚園
  • 企業内保育
  • 病院内保育
  • 病児・病後児保育

福祉施設

  • 放課後等デイサービス
  • 児童養護施設
  • 乳児院
  • 放課後児童クラブ
  • 児童発達支援
  • 児童館

子育て支援・個別保育系

  • ベビーシッター
  • ファミリーサポートセンター
  • 子育て支援センター
  • 託児ルームのスタッフ
  • アミューズメント施設のスタッフ
  • 保育ママ

その他活かし方

  • 保育教材・絵本・知育アプリ製作
  • 子育て相談・カウンセラー
  • 保育士養成校の講師
  • 子供向け習い事講師
  • 写真館のスタッフ

副業や在宅でも

  • 子育て系ブログやSNS運営
  • 保育ライター
  • オンライン相談や講座開催

意外と沢山あるんだね!

そうだね!
ちなみに夏芽は、公立こども園を13年。
今は保育系のブログやライターをしているよ!

いろんな働き方があるからじっくり考えたいかも!

詳しい仕事の内容を知りたい場合は、この記事を見てみてね!

資格は「人生の選択肢」を増やしてくれる

保育士や幼稚園教諭の資格は、今後の人生を支えてくれる大きな武器になります。

「誰かの人生にかかわれる仕事がしたい」

「子どもの笑顔が好き」

そんな気持ちがあるなら、資格を取ることがきっと素敵な一歩になるはずです。

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この記事を書いた人

こども園に13年勤めた元保育士。

小学生と幼児、2児の母。

育児や保育の悩みを解決するきっかけになりたいと思い、ブログを開始。保育や育児に関する情報を発信中。

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