保育士ってどんな仕事?一日の流れと保育以外の4つの仕事

こんにちは、元保育士の夏芽です。

「保育士になりたいけど、実際どんな仕事があるの?」

「保育をするだけだと思ってたけど、他にも仕事があって何をしたら良いかわからない」

「保育士になりたい」と思ったときに、そう疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

夏芽

実は保育士の仕事って、保育だけじゃなくていろいろあるよ!

今回は、これから保育士を目指す方や新任保育士の方に向けて、保育士の仕事の全体像をお伝えします。

もくじ

保育士の勤務時間

保育士には早番、普通番、遅番があり、それによって勤務時間が違います。

早番:7:00〜16:00

普通番:8:15〜17:15

遅番:10:15〜19:15

細かい時間は園によって違いますが、ほどんどの園で早番、遅番があります。

夏芽

毎日の勤務時間によっても仕事内容が変わってくるよ!

一日のスケジュール

保育士の一日の流れをご紹介します。(一例)

7:00 出勤

・早番の勤務開始

・子どもたちを受け入れるための、掃除や環境設定をする

7:30〜8:30 順次登園・自由遊び

・保護者から引き継ぎを受けて子どもを迎える

8:30 短時間保育の子が登園、自由遊び

・普通番の保育士は勤務開始

・クラスに分かれて保育をする

・子どもたちは室内や園庭で自由遊び

・子どもの体調チェックや泣いている子のフォローをする

・乳児は9:30頃におやつ

10:00〜10:30 朝の会・体操

・朝の挨拶や出席確認をして活動のスタート

・子どもの年齢や季節に合わせた歌や体操をおこなう

10:30〜11:15 主活動

・子どもの年齢や季節、ねらいに合わせて、製作や集団遊びをする

11:30〜12:30 給食

・食事の介助や、年齢ごとの食事の仕方に合わせて声かけをする

・食べ終わったら口拭き、着替え、排泄などもサポート

12:30〜14:30 お昼寝(乳児、3歳)自由遊び(幼児)

(乳児)

・布団の準備・寝かしつけ、子どもの呼吸や様子をチェック

・食べ終わったら口拭き、着替え、排泄などもサポート

(幼児)

・3歳児はお昼寝があることも。

・子どもの今楽しんでいることを中心に環境設定をしておき、子どもは室内や園庭で自由に遊ぶ。

14:30 起床、おやつ(乳児)

・起きたら着替えや排泄を済ませ、おやつタイム。

15:00〜 帰りの会・順次降園

・絵本の読み聞かせや手遊びをして帰りの支度へ

・保護者へ一日の様子を伝えて引き渡しをする

16:00〜19:00(20:00) 延長保育(園による)

・延長パートの保育士がいる場合は、引き継ぎをして保育を交代

・遅番勤務の場合は保育にはいることも

・残った子どもたちは保護者が迎えにくるまで、室内や園庭で遊ぶ

・普通番の保育士は、園内の掃除や、明日の保育の環境設定、保育日誌の記入、イベント準備や指導計画の作成などをおこなう

16:00〜19:00 退勤

・遅番は園児全員のお迎えが来た後、戸締まりをして退勤

保育士の一日の流れを大まかに説明しました。

ザッと聞いただけでもやることがいっぱい!

夏芽

一日の流れは大体分かったかな?
次からは保育以外の仕事を説明していくね!

保護者対応

保護者との連携も、保育士の大切な仕事です。

毎日の連絡帳記入や送迎時のやりとりの中で、子どもの園での様子を伝えます。

また、日々の心配事や、発達面で相談を聞き、保護者と話し合うこともあります。

最初のうちは緊張するかもしれませんが、こうしたかかわりの中で信頼関係を築いていき、保護者が安心して子どもを預けられるようにすることが大切です。

保育に関する書類の作成、記録の記入など

夏芽

子どもたちと関わるうえで、保育計画や記録の記入はかかせないよ!

・保育計画や指導案の作成(月案、週案、日案)

・園児一人ひとりの個別指導計画の作成

・一日の保育記録

・行事の計画や準備

・保護者との連絡帳

など、他にも様々な書類があり、デスクワークは意外と多いです。

毎月のクラスだよりやお帳面の記入などがなくなっている園もあり、数年前より事務仕事は減ってきています。

聞いても全然わかんないよー!

夏芽

今は分からなくても大丈夫!
こんな仕事もあるんだなーくらいに思っててね!

保育環境の整備、掃除、安全点検

子どもが安全に過ごすための「見えない仕事」もたくさんあります。

・毎日の掃除(おもちゃ、トイレ、床など)

・子どもの発達に合わせた教材やおもちゃの準備

・整理整頓・掲示物の入れ替え

・安全点検(危険な場所や壊れたおもちゃがないかの確認)

・行事の準備や飾りつけ

夏芽

裏方のような仕事だけど、子どもたちの園での生活を支える大事な仕事だよ!

職員との連携や会議

保育は一人ではできません。職員同士で助け合いながら進めていくために、話し合いはとても大切になってきます。

職員会などの大きな会議もあれば、クラス担任や学年ごとの話し合いなどがあります。

また、行事の打ち合わせなど、細かい連携も必要になります。

保育園では毎日いろいろな出来事があるため、保育士全員への情報共有が大切です。

保育内容の変更や怪我、忘れ物などの情報共有をするため、毎日朝礼か終礼がある場合も多いです。

夏芽

保育について相談や話し合いをすることで、連携して保育ができるよ

たしかに保育園って毎日いろんなことがあるもんね!

まとめ

保育士の仕事は、保育以外にたくさんあります。

これを読んで「保育士は無理かも…」と思った人もいるかも知れません。

でも大丈夫!いきなり完璧にこなそうとしなくて良いんです。

先輩保育士も最初はみんな分からないことばかりでした。

たくさん相談しながら、保育士の仕事を楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

こども園に13年勤めた元保育士。

小学生と幼児、2児の母。

保育の悩みを解決するきっかけになりたいと思い、ブログを開始。
保育や育児に関する情報を発信中。

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