指しゃぶりをやめさせたい!子どもが自らやめようと思える効果的な方法6つ

子どもが指しゃぶりをしていると、可愛い反面「いつやめられるんだろう」と不安になることはありませんか?

赤ちゃんの指しゃぶりは、母乳やミルクを飲む練習や遊びとしておこなうためです。

そのため指しゃぶりは3歳までは問題ないとされています。

しかし、3歳すぎてもやめられない場合はどうしたらいいのでしょうか?

今回は、指しゃぶりをやめるのに効果的な方法を6つご紹介します。

もくじ

指しゃぶりをやめるのに効果的な方法

筆者には2人の子どもがいます。

どちらも、3歳を過ぎても指しゃぶりをしていてとても不安でした。

しかし、いろいろ試した結果、長女は5歳の誕生日、長男は3歳5ヶ月で指しゃぶりを卒業できました。

その時おこなった方法がこちらです。

  • パズル、ブロック、お絵描きなど、手先を使った遊びをする
  • 指しゃぶりの代わりになる方法を見つける
  • 爪に塗り薬をつける
  • 指に絆創膏を貼る
  • 「ゆびたこ」の絵本を読む
  • 指しゃぶりをやめる日を決める(一番重要!)

1つずつ見ていきましょう

パズル、ブロック、お絵描きなど、手先を使った遊びをする

日中指しゃぶりをしている場合は、手先を使う遊びやスキンシップが効果的です。

退屈な時間を減らすだけでも指しゃぶりの回数が減ることがあります。

パズル、ブロック、お絵描き、折り紙など子どもが好きで集中できることを取り入れてみましょう。

また、公園で体を動かしたり、歌を歌うなど、指をくわえたままできない遊びもオススメです。

とはいえ、指しゃぶりをしないように、ずっと遊んだりスキンシップをとることは難しいですよね。

なので、出来るときで大丈夫です。

他の方法を実践しながら、無理せず出来るときに誘ってみましょう。

指しゃぶりの代わりになる方法を見つける

指しゃぶりをすることで安心する子どもは多いです。

代わりに落ち着ける方法を見つけることで無理なく回数を減らすことができるかもしれません。

タオルやハンカチ、ぬいぐるみなど、安心感を与えるお守りのようなものを持たせてみましょう。

また、手を繋いだり、ぎゅっと抱きしめたりすることで、落ち着く場合もあります。

筆者の子どもは、指しゃぶりの代わりに手を握ったり、子どもの頬に手を添えることで安心して眠ることができるようになりました。

無理に止めると、気持ちが不安定になることもあるため、子どもの様子をみて慎重に決めていきましょう。

爪に塗り薬をつける

指しゃぶりをしない方法として、塗り薬を塗る方法があります。

ハンドクリームを塗ることで匂いで安心したり、指を吸わないように気を付けるようになるかもしれません。

また、市販されている指しゃぶり防止用のマニキュアもあります。

筆者の上の子は、5歳の誕生日にこの指しゃぶり防止用のマニキュアを使い、指しゃぶりをやめることができました。

しかし、苦くてトラウマになる子もいます。

こどもが、指しゃぶりを辞めることに前向きなときに取り入れることをおすすめします。

指に絆創膏を貼る

指しゃぶりが癖になっている場合は、指に絆創膏を貼ってみましょう。

絆創膏があることで、吸ったときに違和感を感じたり、自ら吸わないように意識するようになるかもしれません。

絆創膏を好きなキャラクターのものにしたり、かわいい絵を描いたりするのもおすすめです。

「ゆびたこ」の絵本を読む

出版:ポプラ社 作:くせ さなえ 

「ゆびたこ」という絵本を知っていますか?

独特な絵とお話で、子どもが自ら「指しゃぶりやめよう」と思える内容になっています。

筆者の子どもは、自分の指と見比べながら真剣に見ていて、この絵本を読んでしばらくは指しゃぶりをしませんでした。

子どもの指しゃぶりをやめるきっかけとして、おすすめの絵本です。

指しゃぶりをやめる日を決める

子どもと一緒に卒業する日を決めていきましょう。

一緒に決めることで、子どもも納得してやめることができます。

卒業する日を決める際に気をつけるポイントをいくつかご紹介します。

  • 子ども分かりやすい日にちにする
  • 卒業する日は2週間〜1ヶ月後にする
  • 卒業するまでは指しゃぶりをとめない
  • 「あと◯日だね」と声をかける
  • 指しゃぶり卒業の儀式をする

子どもが分かりやすい日にちにする

誕生日や進級したタイミングなど、大きくなったことを喜べるタイミングが一番おすすめです。

他にも、クリスマスや月初めなど、子どもが見通しをもちやすい日にちを選んでみましょう。

卒業する日は2週間〜1ヶ月後にする

あまり近い日にちだと子どもの心の準備ができません。

2週間〜1ヶ月くらいの期間を設け、心の準備ができるようにしていきましょう。

卒業するまでは指しゃぶりをとめない

卒業する日までの期間は、子どもが指しゃぶりと向き合う大事な時間です。

思う存分指しゃぶりをして、満足することで納得してやめることができます。

「あと◯日だね」と声をかける

「あと◯日だね」と声をかけることで、子どもが見通しをもてるようになります。

寝る前など気持ちが落ち着いているときに声をかけてみてください。

指しゃぶり卒業の儀式をする

ついに、おしゃぶりをやめる日になったら、卒業の儀式をしてみましょう。

「親指さん、今までたくさん吸わせてくれてありがとう」「これからもよろしくね」と言って一緒に指をなでてみると、やめる意思が強まるかもしれません。

ゆびしゃぶり卒業証書なんてものを作るのもおすすめです。

ポジティブな声かけで子どもが自らやめられるようにしていきましょう。

まとめ

指しゃぶりは自然な成長とともにやめていく子もいますが、習慣化する子も多いです。

3〜5歳頃を目安に、子どもが自分でやめられるように優しくサポートしていきましょう。

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この記事を書いた人

こども園に13年勤めた元保育士。

小学生と幼児、2児の母。

育児や保育の悩みを解決するきっかけになりたいと思い、ブログを開始。保育や育児に関する情報を発信中。

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